書籍と著者の紹介|横浜市に寄贈

からだふぁん

悪化させるとどれだけ大変か、香害で悩んでいる人に読んで欲しい。

※所蔵館、横浜中央・鶴見・保土ヶ谷・旭・山内図書館
http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoi…/library/chiiki/central/

印刷書籍は在庫が残りわずかになりましたので、横浜市立図書館に寄贈しました。

化学物質過敏症を乗り越えて

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タイトル  化学物質過敏症を乗り越えて
出版者   からだふぁん
出版年   2011.6
件名    環境衛生
件名    化学物質
件名    闘病記
書誌番号  3-0500479422

内容紹介

この本には、化学物質過敏症である私自身の病気の経過や生活の工夫が綴られています。
化学物質過敏症については、現在発症機序はほとんど、わかっておりません。微量の化学物質が病状を引き起こす確かな証拠がなく、病気に対する疑問が投げかけられていることも事実です。本書は化学物質過敏症を学問的に議論したり、治療法を紹介したりするための本ではありません。
自分の体調を良い状態にたもつことは、化学物質過敏症やアレルギーを患った人だけでなく、すべての人の課題でもあります。
ここで紹介される工夫が、皆さんのひとりひとりの生活環境や食生活を改善するためのヒントになれば幸いです。

化学物質過敏症を乗り越えて|もくじ

印刷書籍:「化学物質過敏症を乗り越えて」についての購入方法は?

郵送する部門の在庫がなくなり、ベイサイドクリニックにて直接販売を行っているのみとなりました。在庫がわずかになっております。なくなった場合はご容赦ください。

著者の現在

接着剤・除草剤・タバコ・アロマ・柔軟剤により繰り返し意識障害などの症状が続いている。悪化する条件、そのときの症状、対処法を記録しながら、少しでも快適安全に生活が出来るよう、手がかりを探しながら毎日を過ごしています。

気付け(アンモニア水)の吸入後、暴露による症状が出ないと言うことはないが、臭いのキツい場所から逃れられるようになった。

※臭いに捕らわれてしまうと、アンモニア水の存在さえも思い出せないほど思考が停止しており、事情を理解してくれている健常者の助けを借りる事もあるが、以前に比べて外出に対する抵抗感や恐怖感は薄らいでいる。

症状が悪化をしているときは、箱ラベルの用法用量通りにかるく臭いを嗅いだだけで、強い刺激を感じるので、通常の気付けの使い方をする。

悪化の予防に月2回程度、環境が悪化している場合は毎日使用する。

また、環境に暴露されていない時に吸入しても、強い刺激臭を感じない事があるが、もともとアンモニア水は揮発性のため、容器内の容量が減って来た頃には、刺激臭が感じにくくなっていることも多い。

そのような時は手に数滴垂らして吸入する良い。(アンモニア水は虫刺され、虫刺されによるかゆみの治療薬なので手に垂らしても大丈夫です。)

目下の課題:その苦しさは食べても解消しない!

換気する・場所を変える・アンモニア水を吸入する

近隣の柔軟剤・アロマ・喫煙など臭いの襲来により症状が悪化すると、苦しさから逃れようとするのか、無意識に飲食をしてしまい体重が増え続ける傾向がある。それを止めるのは至難の技。

冷蔵庫などに、「その苦しさは食べても解消しない!換気!外出!アンモニア水!」と張り紙などをして食べ過ぎないように注意をしている。

著者ストーリー|